水はけのよい土であれば特に指定はありませんが、育つか不安…という方は
赤玉土(小粒):腐葉土=7:3
の割合で土を配合するといいでしょう。
タネまきに適した時期は、3~4月、9~10月です。
このサイトを見ているあなた。
今は種まきに適した時期か確認してからご用意くださいね。
お好みの鉢を用意し、鉢底ネット、軽石、土の順番で鉢に入れていきます。
鉢の7分目程度の高さまで土を入れ、表面を平らにしたら準備OKです。
ラッキーセブン(=7粒)のタネを均一な間隔で土の上におきます。
タネをのせおえたら、タネの上に1cm程度の厚みを目安に土をかぶせてやります。
タネまき~発芽まで:土が乾かないように水をたっぷりあげてください。
発芽以降:土に指を1cmほどさしてみて、乾燥していればたっぷり水をあげるようにしてください。
肥料
クローバーは根粒菌によってチッ素固定ができるため、肥料をほとんど必要としません。
よほどのことがない限り肥料を与える必要がありません。
しかし、生育期に成長をあまりしていないようなら、液肥を薄めて与えてみましょう。
植え替え
クローバーの成長が順調で鉢のサイズが小さく感じたら、春か秋の暖かい日に行いましょう。
植え替え後には水をたっぷりあげましょう。
クローバーの葉が4つに分裂する仕組みは大きく分けて2つ。
1、葉っぱが分裂するとき、栄養状態が豊富すぎたり、踏みつけられて傷つけられたりすることで
本来3つに分裂するところが4つに分裂してしまうようになったもの。
2、遺伝子の突然変異によってかなり高い確率で4つに分裂してしまうようになったものを
「園芸品種」として提供するようになったもの。
今回、植物園みくじで皆さんにお渡しした四つ葉のクローバーは、2の突然変異を利用したクローバーです。
1の場合よりもかなり高い確率で四つ葉が出現しますが、100%ではありません。種まき後の約3ヶ月はほぼ100%3つ葉のクローバーが出現します。
それ以降は四つ葉のクローバーが出てくるはずですが、たまに5つ葉や6つ葉がでることもあるかもしれません。
クローバーは幸せの象徴です。全てが四つ葉でなくとも大事に育ててあげてくださいね。
また、遺伝子のかく乱を起こさないためにも、
自分の手の届かないような場所にタネを蒔き捨てたり、
育った株を放置しないようにご協力をお願いします。