旬花NEWS

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屋外植物園 2023.5.31

ジャカランダ

分類:ノウゼンカズラ科 キリモドキ属

場所:コニファーの園

中南米原産で、華やかな花を咲かせるので熱帯・亜熱帯で広く栽培されています。

現地では冬に落葉し、春に葉が出る前に開花するため、一面が青紫色の花で染まります。その姿から別名「青い桜」と呼ばれていますが、日本では葉が先に出てしまいます。

カエンボク、ホウオウボクと共に「世界の三大花木」と言われます。

屋外植物園 2023.5.28

アジサイ(栽培品種)

分類:アジサイ科 アジサイ属

場所:ボート池周辺

日本原産種をもとに数多くの栽培品種が存在します。

花色が徐々に変わることから昔は「七変化」などとも呼ばれていました。一般に花と言われる部分は装飾花で、花弁に見えるものは萼(がく)にあたります。

ガクアジサイ

分類:アジサイ科 アジサイ属

場所:ふるさとの雑木林

日本に自生する原種のアジサイで、多くの園芸品種がこの種を元に生みだされてきました。

 大きな「装飾花」が、花序(花のあつまり)のまわりを縁どる額縁のようにつくことが特徴です。

 この装飾花は、花の蕚の部分が変化したものですが、「ガクアジサイ」の「ガク」は「蕚」ではなく「額」に由来します。

ハンゲショウ

分類:ドクダミ科ハンゲショウ属

場所:ゆりの園、すいれんの園

高さ60cm~1mになる多年草で、名前は夏至から11日目の半夏生の頃に白い花を咲かせるから、という説や葉の一部が白くなった姿が半分化粧したように見えることからという説など様々あります。

また、葉の片面(表面)だけが白くなることから古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれています。

ササユリ

分類:ユリ科 ユリ属

場所:ボート池周り

日本原産の日本を代表するユリです。

ユリの仲間では比較的開花の早い種で、群生ともなると、甘い香りのする薄ピンクの可憐な花が一面に広がります。

葉の形が笹に似ていることからこの名が付きました。

屋外植物園 2023.5.18

シダレハナマキ

分類:フトモモ科 ブラシノキ属

場所:オーストラリア園

別名シダレブラシノキ。オーストラリア原産の常緑樹です。よく似たブラシノキとは別の種で、枝が枝垂れます。

ハナマキ(花槙)の名は、葉の形がイヌマキ(犬槙)に似て花が目立つことから。

ブラシのような形の花は蜜を豊富に分泌し、蜜蜂などがよく訪れます。

カンガルーポー

分類:ヘモドラム科  アニゴザントス属

場所:オーストラリア園

オーストラリア原産の多年草。英名Kangaroo pawは「カンガルーの足」の意です。細かい毛に覆われ、長い茎の先に筒状の花が連なって咲く姿から連想されたものです。

学名からアニゴザントスとも呼ばれ、11種の原種のほか様々な栽培品種があり、ピンク、黄、白など花色も豊富です。

屋外植物園 2023.5.13

ヤマアジサイ(栽培品種)

分類:アジサイ科 アジサイ属

場所:ふるさとの雑木林

日本原産のアジサイ。ガクアジサイの亜種とする説もあります。

日本の広い範囲の山中に分布し「アマチャ」などいくつかの亜種がある他、「シチダンカ」などヤマアジサイを元にしてつくられた栽培品種も数多くあります。清楚で野趣のある姿が魅力です。

スカシユリのなかま(栽培品種)

分類:ユリ科ユリ属

場所:ゆりの園

日本原産のスカシユリ(Liliummaculatum Thunb.)をもとにした多くの栽培品種があります。

花びらのつけ根のあたりが少し細く、花びらどうしの間にすきまができることが「透百合(すかしゆり)」という名の由来です。

原種は中部地方以北に広く分布しますが、太平洋側に分布するグループと日本海側に分布するグループとに大きく分けられます。

ヒメコウホネ

分類:スイレン科 コウホネ属

場所:ゆりの園

ヒメコウホネは日本の固有種で本州・九州・四国の湖沼、池、川の浅いところに群生する多年草です。コウホネ(川骨)は地下茎が白骨のように見えることからこの名がつき、また、ヒメコウホネ(姫川骨)はコウホネの小型種です。環境省のレッドリストⅡ類に選定されています。花は黄色で花弁状の蕚が5枚あり、その内側に小さな花弁がたくさんあります。

屋外植物園 2023.4.25

バラ

分類:バラ科 バラ属

場所:花木の園、コニファーの園、

   大花壇周り他

「ばら」の名は和語で、「いばら」の転訛したものです。

古くから親しまれていたようで、紀元前の文献にもその名が刻まれています。愛好家も多く、たくさんの品種が開発されており、その数は少なくとも3万種と言われています。当園ではその中の約140種のバラが植えられています。また、春に咲くバラは秋のバラに比べ、ボリュームがあり、華やかであると言われています。その違いをぜひ確かめてみてくださいね。

屋外植物園 2023.4.12

花と香りの園

 屋外植物園の花と香りの園が見頃を迎えています。ナチュラルガーデンをイメージしたゾーンです。香りのある植物や、八重咲きや斑入りなどの園芸品種を多く展示しています。秋まで変わるがわる花が咲き、目や鼻などの五感で植物を感じられます。

とても良い香りがしますよ。

春…バラ、フリージア

夏…アジサイ、サンジャクバーベナ

秋…アメジストセージ、フジバカマ