メタセコイア(紅葉)
分類:ヒノキ科メタセコイア属
場所:水路(カナール)沿い
並木状に植えられているメタセコイアが色づき始めました。
化石としてのみ発見されており絶滅した種と考えられていましたが、1940年代に中国四川省で生きているものが発見され、今では世界各地に植えられています。
恐竜時代の化石に見られる祖先種とほとんど変わらない姿をしているため「生きている化石」と呼ばれます。
サトウカエデ(黄葉)
分類:ムクロジ科カエデ属
場所:紅葉の森
カナダの国旗でおなじみの、北米原産種です。
メープルシロップの採取によく利用されることが「砂糖楓」という名の由来です。「メープル材」と呼ばれる木材としても利用されます。
「紅葉の森」にはこの木の隣に「トウカエデ」という別種の木がありますが、こちらは中国原産、漢字で書くと「唐楓」です。
クレマチス・シルホサ
分類:キンポウゲ科 センニンソウ属
場所:大花壇周
クレマチスというと初夏の花のイメージがありますが、このクレマチスは初冬~早春にかけてパラシュート形で乳白色の花を咲かせます。
夏のクレマチスのような派手さはないものの、花の少ないこの季節に、かわいらしい花をたくさんつけ、これから迎える冬を十分に楽しませてくれます。
サンシュユの実
分類:ミズキ科 ミズキ属
場所:ふるさとの雑木林
江戸時代に薬用植物として渡来しました。早春、葉をひらくのに先立って鮮黄色の小花を枝いっぱいに咲かせます。
現在はグミに似て赤く熟した実がつやつやと、秋空の下で光っています。
漢方では果肉を乾燥させ、滋養、疲労回復などに使われます。
オオバナソケイ
分類 モクセイ科 ソケイ属
場所 花と香りの園
別名タイワンソケイまたはソケイ。ジャスミンのなかまです。
ジャスミンティーや香料に使われるのは別種アラビアンジャスミンですが、このオオバナソケイにも強く甘い香りがあります。
秋遅くまで咲くのもいいところ。当園「花と香りの園」では近くに植えられた香りの良いバラ「ボレロ」との共演もお楽しみいただけます。
ムベ
分類:アケビ科 ムベ属
場所:大花壇周り
アケビと似ていますが、ムベの実は熟しても裂けることはありません。
木が成長していくにつれて小葉の数が3枚、5枚、7枚と増えていくので昔から縁起の良い木とされています。
冬になっても葉が落ちないためトキワアケビ(常磐木通)の別名があります。
カエンキセワタ
分類:シソ科 カエンキセワタ属
場所:大花壇周辺
この植物は赤みを帯びた花びらに毛が生え、綿を着せたように見えることから、カエンキセワタという名前が付きました。
花冠がライオンの耳に似ていることから英名では『ライオンズイヤー』と呼ぶようです。
十月桜
分類:バラ科 サクラ属
場所:紅葉の森
紅葉の森で季節外れに咲いている桜があります。
これは狂い咲きではなく、秋から冬と春に咲く二季咲きという性質を持った桜なのです。十月桜は、八重の薄ピンクの花を付ける品種です。
サンザシの実
分類:バラ科 サンザシ属
場所:ふるさとの雑木林 白い花がヒメリンゴのような深紅色の果実へと変化します。この実は古くより中国で漢方薬として珍重されてきました。日本では観賞用としても愛されています
どんぐり
ブナ科の木の実です。
日本にはどんぐりの木(ブナ科の樹木)が22種類ありますが、のんほいパークにはそのうち13種のどんぐりをひろうことができます(みつかりにくいものもあります)。