旬花NEWS

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カシュウイモ

分類:ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
場所:東門入口周辺

アフリカ、アジア、オーストラリア北部が原産と言われているヤマノイモ科の一種で、ツルにできる大きなムカゴが宇宙に浮かぶ隕石のように見えたことから「ウチュウイモ」と名づけられ流通している。形や大きさは不規則で、大きさは卵くらいの50gの物から、大きいものだと400g以上の物も出来ます。 
表面は黒っぽい焦げ茶色の斑点があり、食感はジャガイモのようです。また、山芋のような粘り気があり食用として利用される。

ヒメザクロ

分類:ミソハギ科 ザクロ属
場所:伝統園芸(屋外植物園)

ヒメザクロは、ザクロの園芸品種で、成長しても約1m程度の小型の樹木です。
ザクロよりも小さな花を咲かせ、そのかわいらしい花はまるで「たこさんウインナー」のような形をしています。
ヒメザクロもザクロ同様に食べることもできますが、実が小さいので果実酒に向いているようです。八重咲の品種もありますが、こちらは「花ザクロ」と呼ばれ実を食べることはできません。

クサボケ

分類:バラ科 ボケ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

日本の本州~九州が原産地とされ、日当たりのよい山地や平野に自生します。
クサボケの花期は3月~5月で、花は赤色で約3cmほどです。(黄色や白の花弁のものもあります。)花後には果実がつきますが、とても酸っぱく固いことから生食には向きませんが、果実酒として利用することがあります。

ツノハシバミ

分類:カバノキ科 ハシバミ属
場所:ゆり園(屋外植物園)

果実は総苞(そうほう)とよばれる葉に包まれ、二枚の葉で挟まれた和菓子のような姿をしています。
ヘーゼルナッツの仲間であり、果実は食べることができます。
熟すと、乾いたどんぐりの殻のような黄色がかった薄茶色、いわゆる「榛色(はしばみ色)」に変わることからハシバミと呼ばれるようです。

リキュウバイ(実)

分類:バラ科 ヤナギザクラ属
場所:渓流、花と香りの園(屋外植物園)

主張し過ぎない清楚な花の様子が茶人に好まれ、茶庭に植えられることが多い種です。
茶道の祖である千利休に因んで名づけられました。
白色の梅に似た、小さな花をたくさん咲かせるのが特徴です。(花期は4月頃)
また未熟な果実は緑色の星型で特徴的な見た目をしています。

ツクバネ

分類:ビャクダン科  ツクバネ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

スギ,ヒノキ,モミなどの根に半寄生する植物で、生育地は乾燥する急斜面や尾根に限られるようです。
雌雄異株で5~6月枝先に小さな緑色の花を咲かせます。
果実には4枚の細長い苞(ほう)があり、羽根突きの羽根に似ていることから、ツクバネという名がつきました。
この苞の形により、実が落下するときは、まるでヘリコプターや竹とんぼの様にくるくると羽根が回りながら落ちます。

ジャカランダ(実)分類:ノウゼンカズラ科 キリモドキ属場所:コニファーの園(屋外植物園)紫色の花をたくさん咲かせる姿がとてもキレイで人気があります。(花期は6月頃)また実は緑色の貝のような形をしています。乾燥すると茶色に変色し、口が開いて中から薄い種が風に乗って地面に落ちます。

サルスベリ

分類:ミソハギ科 サルスベリ属
場所:日本の庭(屋外植物園)

中国南部を原産とする夏を代表する花木のひとつです。
新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつくり、次々と開花します。
漢字で『百日紅』と書くように、開花期が長期間であることが特徴です。
樹皮は褐色でところどころはがれて白い肌があらわれ縞模様になります。
樹皮のはがれた部分がつるつるしているところから、木登りが得意なサルでも滑ってしまうというのが名前の由来とされています。

バナナの仲間

分類:バショウ科 バショウ属
場所:大温室

フイリバナナ
ハワイ原産で、葉や茎、皮の表面に斑が入っています。
味は甘みが強くねっとりした食感です。

シマバナナ
フィリピンの果指が短い種類のバナナが小笠原諸島に伝わり、その後沖縄に根付いたことでシマバナナと言われるようになりました。
味は濃厚な甘みに、程よい酸味を感じるようです。

アカミバナナ
皮の色が赤色なのが特徴です。(実は白色です。)熟すと皮の色が緑っぽくなってきます。
実は白くねっとりとした食感です。
大型のバナナなので開花から収穫まで3カ月以上かかります。

サンジャクバナナ
三尺の高さに実がなるので、三尺バナナと言います。(1尺は30cmで3尺は90cm)実はモンキーバナナのように小さめです。
一般のバナナと違い、やや青みがかった酸味のあるうちが食べごろです。

フイリバナナ
シマバナナ
アカミバナナ
サンジャクバナナ

パンパスグラス

分類:イネ科 シロガネヨシ属
場所:野外コロシアム周辺、スイレンの園周辺(屋外植物園)

ふわふわした羽毛のような巨大な花穂が特徴の植物です。
花穂の色は、ややピンクがかった白銀色です。
見栄えがするので、公園・花壇の植栽などに用いられます。
花穂は活花やドライフラワーに使われます。

オジギソウ

分類:マメ科 オジギソウ属
場所:ピロティ通路(温室外)

オジギソウの葉には葉枕(ようちん)という部分があり、触れられるとその刺激で、水が一気に葉枕の上側に移動します。
水がなくなった下側は収縮するため、葉が閉じて垂れ下がるのです。元に戻るには10~20分くらいかかります。
現在の研究によると、お辞儀をする理由は昆虫の足場を失くし食害を減らすことが目的と考えられているそうです。

オミナエシ

分類:オミナエシ科 オミナエシ属
場所:花と香りの園(屋外植物園)

秋の七草のひとつとして、古くから親しまれています。
かつて女性は粟飯を食べていたのですが、黄色の花が粟飯(女飯(おんなめし))を連想させたため、このように呼ばれるようになったといわれています。