のんほいパークの春に見頃の植物

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ムサシアブミ

分類:サトイモ科 テンナンショウ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

草丈30~60cmになる多年草です。仏炎苞の形が武蔵の国で作られていた馬具の鐙(あぶみ)に似ていることから、この名がつきました。
日本、朝鮮南部、中国、台湾の海岸近くのやや湿った林内でよくみられます。

イカリソウ

分類:メギ科 イカリソウ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

その名のとおり4枚の花弁が距(きょ)を突き出し錨(いかり)のような花形をしています。また、全草は淫羊藿(いんようかく)という生薬となることで知られています。
近縁種に常緑のトキワイカリソウ、淡い黄色のキバナイカリソウなどがあります。

アケビとムベ

分類:アケビ科 アケビ属とムベ属
場所:大花壇周り(屋外植物園)

どちらもつる性の植物です。
アケビは落葉植物で、白や薄紫や濃紫色の花弁に見えるものは萼片で、かわいらしくうつむいて咲いています。
ムベは常緑植物で、薄い黄色で細長く、むいたバナナの皮のような花が咲いているように見えますが、この部分も萼片です。
どちらも秋には果実がなることで知られています。

アケビの花
ムベの花

ヤブレガサ

分類:キク科 ヤブレガサ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

落葉広葉樹林内のやや乾いた場所や斜面に見られる多年草です。
早春に出る新芽は綿毛に覆われたキノコのようですが、葉が広がるとその名のとおり破れた傘のような形をしています。今の季節の新芽は山菜として食用にされます。7~9月には花も咲きますがあまり見栄えがしません。

ベニバナトキワマンサク

分類:マンサク科 トキワマンサク属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

トキワマンサクの変種の常緑の小高木です。鮮紅色で光沢のあるビニール紐を裂いたような花を集合させて咲かせます。鮮やかな色をぜひご覧ください。

モッコウバラ

分類:バラ科 バラ属
場所:大花壇周り、温室周辺(屋外植物園)

中国原産でつるバラの原種の1つです。
枝にトゲはなく、小さな花をつるいっぱいに咲かせます。花は一重と八重、白色と黄色があります。黄色の一重と白色は強い香りを放ちます。その良い香りがインドの植物から取れるモッコウ(木香)の香りに似ていることから、この名がつきました。
一般的にモッコウバラと言うと、黄色の八重品種をさしますが、このバラに香りはありません。

ドウダンツツジ

分類:ツツジ科 ドウダンツツジ属
場所:紅葉の森、日本の庭(屋外植物園)

名前の由来は諸説ありますが、枝分かれする形が灯台の脚の部分に似ていることから「トウダイツツジ」と呼ばれるようになり、それがなまっていったと言われています。
白いツボ型の花が垂れ下がるように咲く姿がとてもかわいらしいです。秋に葉が真っ赤に染まる姿も美しい落葉低木です。

ボタン

分類:ボタン科 ボタン属
場所:伝統園芸(屋外植物園)

中国西北部原産の低木で、4月中旬頃から花をつけます。ボリュームのある花姿から、古くから「百花の王」「花中の王」などと呼ばれています。

シャクヤク

分類:ボタン科 ボタン属
場所:伝統園芸(屋外植物園)

5月頃からボタンと並んで豪華な花を咲かせます。この2つは良く似ていますが、ボタンは低木、シャクヤクは草本で冬季は地上部が枯れるため区別できます。

フジ

分類:マメ科 フジ属
場所:モネコーナー(屋外植物園)

フジの植えられているモネコーナーには画家クロード・モネのアトリエであるフランスのモネガーデンより寄附された植物とモネの庭をイメージしたゾーンがあります。スイレンは有名ですが、実はその池の周りを取り囲むフジやヤナギもモネガーデンから寄附を受けた植物です。
スイレンに先駆け、紫色のフジが見ごろとなります。

シラン

分類:ラン科 シラン属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

日本では北海道を除く地域に広く分布しているランの仲間です。紫蘭という字の通り、紫色の花を咲かせます。丈夫で育てやすい園芸品種が多く出回っています。野生種は環境省の定めるレッドリストにおいて、準絶滅危惧種に選定されています。

コデマリ

分類:バラ科 シモツケ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

江戸時代初期に中国から渡来した花木です。
小さな花が丸く集まり、手毬のように咲いている様子が和名の由来です。また、その花姿を山伏の「鈴懸(すずかけ)」のポンポンに見立てて「スズカケ」とも呼ばれています。

ビグノニア

分類:ノウゼンカズラ科 ツリガネカズラ属
場所:大花壇周り(屋外植物園)

北アメリカ東南部の湿り気のある森林に自生するつる性の花木です。
学名はBignonia capreolataです。ビグノニアは17世紀の植物学者Bigunonに由来、カプレオラータというのは巻き付くという意味です。
この植物はカレーバインという別名も持っています。花が咲くとカレーのようなスパイシーな香りが漂うからなのです。

ウツギと名の付く植物

ウツギは白色の花を咲かせ、茎の中が空洞になっているため、空木(うつぎ)と呼ばれています。一口にウツギと言っても、異なる科・属のウツギがあり、茎が空洞にならないものもあります。

ヒメウツギ

分類:アジサイ科 ウツギ属
場所:ゆり園、花と香りの園(屋外植物園)

草丈が高くならないほふく性のウツギの仲間です。丈夫な上に、多数の美しい白色の花をつけるため、園芸植物としても人気です。

バイカウツギ

分類:アジサイ科 バイカウツギ属
場所:ゆり園(屋外植物園)

日本では本州・四国・九州の山地に分布する低木で、古くから親しまれています。白色の梅の形に似た花をつけることからこの名前がついたといわれています。また、花からは柑橘系の強い香りが、揉んだ葉からはキュウリの香りがするという面白い特徴をもっています。

タニウツギ

分類:スイカズラ科 タニウツギ属
場所:ゆり園(屋外植物園)

北海道の西側、本州の東北・北陸・山陰地方の山地に分布する低木です。沢や谷間の水が流れるそばに自生することから谷空木の名前がついたといわれています。ろう斗状のかわいらしいピンク色の花をつけます。

ミツバウツギ

分類:ミツバウツギ科 ミツバウツギ属
場所:ゆり園(屋外植物園)

日本全国の山地に自生する低木です。小葉が3枚であることからこの名がついたとわれています。完全には開かない小さな白い花を咲かせます。また、若葉やツボミは、山菜として食用になります。

ハコネウツギ

分類:スイカズラ科 タニウツギ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

北海道南部、本州、四国、九州の沿海地に分布する低木です。名前にハコネとつきますが、箱根に限らず、日本列島の太平洋側に自生しています。花は初め白く、次第にピンク、赤と変化していきます。また枝が弓なりに伸びるのも特徴です。

シャクナゲ

分類:ツツジ科 ツツジ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

シャクナゲは高山に自生する常緑低木です。4月~5月にかけて、10数輪の花が集まったくす玉状の豪華な花を咲かせます。一方シャクナゲの葉には毒があり、葉やつぼみなどを摂取すると、嘔吐やけいれん、下痢などを引き起こすことがあります。
シャクナゲには「警戒」や「危険」といった怖い花言葉がついており、有毒の性質を示しているようです。

カラタネオガタマ

分類:モクレン科 モクレン属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

黄色の花からバナナのようなあま~い香りを漂わせています。この香りから「バナナツリー」という別名がついています。
日本原産のオガタマノキという神を招くときに供える木によく似た、唐の国の木ということでカラタネオガタマという名が付きました。

ハマナス

分類:バラ科 バラ属
場所:コニファーの園(屋外植物園)

枝先に赤色や白色の花を咲かせ、枝には大小のトゲが密生します。花の大きさは6~8センチで、野生のバラの仲間では最大です。秋に熟す赤い実はローズヒップ(バラの果実)として食用にもなります。

タツナミソウ

分類:シソ科 タツナミソウ属
場所:ふるさとの雑木林、花と香りの園(屋外植物園)

北海道を除く日本全土に自生している多年草です。変種が非常に多く、種の同定が難しい植物として知られています。一斉に同じ方向を向いて花を咲かせる様子が、波が立っているように見えたことが名前の由来と言われています。

スズラン

分類:キジカクシ科 スズラン属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

花は白い釣鐘形で、葉の間から花茎を伸ばして花を咲かせます。そして、花が終わると赤い実が出来ます。
また、スズランの清楚なイメージとは裏腹に毒成分の「コンバロシド」を含む有毒植物です。
北海道では山菜のギョウジャニンニクと誤って摂取し中毒症状を起こす例が多く見られます。
スズランの別名が付く、ラン科の「カキラン」はつぼみの形が鈴に似ていることからスズランと呼ばれることもあります。

アマドコロ

分類:キジカクシ科 アマドコロ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

北海道~九州の山野の草地に生息する在来種です。
4~5月下旬には、釣鐘形の白い花が1~2個ずつ垂れ下がって咲きます。そして花が終わると青黒く、小さな丸い実ができます。
花言葉の「心の痛みが分かる人」はアマドコロが古くから薬として利用されており、人々の痛みを和らげる効果があったことから名付けられたそうです。また食用とされることもあり、
茎や根茎は甘みがあるそうです。

マイヅルソウ

分類:キジカクシ科 マイヅルソウ属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

日本全国の山地~高山帯の針葉樹林下などに自生します。
花を咲かせる芽は茎を高さ10cm程に伸び、葉を2~3枚つけます。花が咲かない芽は大きめの葉を1枚つけます。
花は白く、3mmほどで秋には赤く丸い果実が出来ます。マイヅルソウは日本列島では北のものほど姿が大きく、南のものほど小さい傾向にあり、南限の屋久島産のものは葉の長さが1cm前後しかありません。

ヒトツバタゴ

別名:ナンジャモンジャ
分類:モクセイ科 ヒトツバタゴ属
場所:つつじの園、渓流、ふるさとの雑木林(屋外植物園)

日本では愛知県、岐阜県、長野県、対馬の一部に
しか自生しない落葉高木で、愛知県では絶滅危惧Ⅰ類に選定されています。
名前は、同じモクセイ科のタゴの木(トネリコ)に似ており、タゴの複葉に対して単葉であることから「一つの葉のタゴ」という意味で名付けられたといわれています。
別名の「ナンジャモンジャ」は、名前の分からない
ものを意味し、クスノキ、ニレ、ボダイジュなども地域によっては「ナンジャモンジャ」と呼ばれることがあります。

フタリシズカ

分類:センリョウ科 チャラン属
場所:ふるさとの雑木林(屋外植物園)

フタリシズカはヒトリシズカと見た目も名前も似ていますが、葉と花で見分けられます。ヒトリシズカは葉が2対で十字対生、花は1~2つ付きます。フタリシズカは少し間隔をあけて対生し、花は1~5つ付きます。
またフタリシズカという名前の由来は、ヒトリシズカ同様、源義経の愛妻「静御前」とその幽霊の舞う様子を描いた謡曲「二人静」から名付けられました。

カロライナジャスミン

分類:ゲルセミウム科 ゲルセミウム属
場所:大花壇周辺(屋外植物園)

北米南部~グアテマラ原産のつる性の常緑樹でサウスカロライナ州にも自生しており、名前の由来になっています。
春中ごろから初夏にかけて黄色の小花を咲かせるのが特徴です。香りが良くジャスミンという名がつきますが、ジャスミンティなどに利用されるものとは全くの別物です。毒性があるので、名前に惑わされて食用にしないように注意しましょう。

ヒスイカズラ

分類:マメ科 ストロンギロドン属
場所:スイレンの部屋(温室)

ヒスイカズラはフィリピン・ルソン島特産のマメ科のつる性植物です。英名では“Jade Vine”(Jadeはヒスイ、Vineはつる植物をさす)と呼ばれており、名前のとおりヒスイのような緑がかった青色の花をつけ、花序が長いものでは1m以上にもなります。4月中旬までヒスイ色の勾玉のような花を楽しむことができます。